【RIZIN】メイウェザーと天心戦を終えて

2018年12月31日、さいたまスーパーアリーナで行われたこの一戦を現地で観戦したが、後に見た映像以上に会場は悲惨な光景だった。

もうやめてほしい、そんな声がどこからも聞こえてきていた。

当日のメイウェザーは15:00からのオープニングセレモニーにも当然参加せず、
銀座で買い物⇒叙々苑で食してからの来場で、会場入りは21:30頃で完全に試合を舐め切っていた。会場入りしたかと思ったら、特にウォーミングアップもせず、
天心のバンテージのまき直しを要求するなど、まさに王様の振る舞い。

こんな状況では、のちに天心も発言していた通り、逃げて逃げての試合を9分間するのかと思いきや、結果は御覧の通り。

衝撃だった。
本物の強さで、こんなに実力差があるとは思わなかった。
天心がもっと通用すると思ってた。

試合の展開は天心のカウンターが顔をかすめた試合開始40秒後から目まぐるしく動く。
ここまで様子見を繰り返していたメイウェザーだったが、ガードを高いポジションに構え、もう何もさせないぞと言わんばかりの圧力で天心にプレッシャーをかけていく。

そうして迎えた1分10秒。
メイウェザーの左フックが天心のテンプルをかすめ、もろに効いてしまった様子の天心。ここで一回目のダウン。(会場からは何が効いたのかも全然わからなかった)

ここからメイウェザーは一気に試合を決めに向かい、天心の反撃をものともせず、
計三回のタウンを奪い、タオル投入に追い込んでの完全勝利。

試合前には2回にわたる判定の決着はない旨のコールがあったが、そんなもの必要だったのか。
さらに試合当日までもつれていたルールミーティングでのグローブのサイズ論争。
最後にメイウェザーのみ10オンスへの変更となったが、本当に良かったと思う。
これがなければ更なるダメージの蓄積の可能性があり、天心の選手生命を脅かしかねないと思う。

その点、メイウェザーに感謝か。

様々な意見が試合後に出回っているが、筆者としては、当然試合をやってよかったと思っている。理由は複数あるが、結果論で物事を言うな!と言いたいのが第一。

もし仮に善戦していたらどうだったのか。
善戦したとしてもやらない方がよかったと言うのか。

またこれまでロッタン以外にはほぼ無双状態だった天心の現状から、上を知ることも必要ではなかっただろうか。
今回は実力差より体重差が試合の明暗を分けてしまった感は否めないが、実力差も当然存在していた。

今後の発展を願う意味でこの敗戦を次につながるものとしてくれることを期待している。